ブドウ品種: ボバル50% 、ガルナチャ50%
土壌: 礫がふんだんに含まれる粘土質シルトの段丘。土が層をなし、その土性により非常に水はけがいい。沖積土は様々な土壌テクスチャがあり、ワインに複雑さとミネラリティを与える。
ブドウ畑: ボバル（樹齢8～20年）は垂直コルドン仕立て、ガルナチャ（樹齢20年）は水平コルドン仕立て。手作業による夏季剪定。収穫量42 hl/ha。サステナブル農法。
収穫: ブドウ畑で選別しながら手摘み。15kgの容量箱使用。
醸造: 保冷室で5度まで冷却。全房をダイレクトプレス。48時間かけて静的に澱を沈殿。20度で発酵。マロラクティック発酵なし。フランス中央部産225L樽(3年目）で3ヶ月シュールリー熟成。軽く清澄、フィルタリング。２月末にボトリング。
生産本数: 2500本
テイスティングコメント:
外観・澄んでいて輝きのあるサーモンピンク。
香り・奥にラズベリー、甘いスイカ、柑橘類を思い起こすしとやかな香り。ほんのりイースト香。
味わい・フレッシュ、フルーティ、クリーミーで、厚みもある。はっきり、かつ口当たりのよく感じられる酸味。ほんのり感じる苦味により快いファイナル。中程度でバランスのいい余韻。
保存: 15度以下で正しく保存されれば3～4年は十分おいしく飲めます。
マリアージュ: ワインだけでも楽しめますし、魚料理や米料理とも相性がいいです。また野菜料理（炒・焼・煮・生）、特に苦味のある野菜と合います。
アルコール度数: 13%
サービス温度: 8-10ºC
賞・評価:
(2019ビンテージ）
92 pts