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ブドウ畑

バレンシア(レケナ市)にあるサン・ブラス農園は、地質、微気候など、偉大なるワイン造りにふさわしい環境が整っています。雨の多い秋、暖かい春は開花、結実に好影響を与えています。また、晴れの日がほとんどで、昼夜の温度差が激しい夏により、ブドウはゆっくり確実に熟していきます。

 

ブドウ栽培

計75ヘクタールのブドウ畑は農園の緩やかな傾斜地、谷間などブドウの生育に好環境な区画に割り振られています。それぞれの品種の個性がワインにより良く反映されるように、それぞれの品種に最も適した区画を選び、植樹しました。
垣根栽培で植樹密度を1ヘクタール当たり2800‐3500株と高くすることにより、光合成をする葉面積が大きくなり、しっかりと熟した高品質のブドウが育ちます。

 

現在栽培中の主なブドウ品種は右記の通りです。

ボバル

サン・ブラスのブドウ畑の5%を占めます。この地方の固有品種で、干ばつ、酷暑、寒さ、病気に強く、丈夫なのが特徴です。色が濃く、ラズベリー、イチゴなどの赤系果実を感じるフルボディのワインになります。また、ゆっくりと熟成していくワインです。

ガルナチャ

ブドウ畑の4.2haを占めますスペイン原産で、干ばつや風に強い品種です。一般的にアルコール度が高めで、フルーティー、フローラルなワインになります。そして、サン・ブラスのガルナチャは酸度が高く、フレッシュなのも特徴です。現在、タラバ(ロゼ)とサン・ブラス・ガルナチャ(赤)に使っています。

メルロー

サン・ブラスのブドウ畑の12%を占めます。カベルネ・ソービニヨンほどタンニンが強くなく、よりまろやかで甘みのあるワインになります。また、カベルネ・ソービニヨンよりも早期に熟成します。プルーンやスグリのような黒系果実味が特徴です。

カベルネ・ソーヴィニヨン

サン・ブラスのブドウ畑の12%を占めます。この品種のブドウの主な特徴として、晩期熟成型で、バランスのよい酸味を持ち、色が濃く、果皮が厚いことが挙げられます。そして、色濃く、スグリ、タバコ、チョコレートを思い起こす味わいが豊かなワインになります。樽熟成によりさらに味わいが深まる品種です。

メルセゲラ

ブドウ畑の3haを占めます。バレンシアの白ブドウ固有品種です。干ばつに強い品種で、特に標高の高い地域で栽培されています。一般的にライトボディでハーバルかつフルーティーな印象のワインになります。サンブラスではシャルドネとのブレンドにより、ストラクチャー、深みを加えています。

シャルドネ

2ヘクタールの畑に2006年に植樹しました。シャルドネは白ワイン用のブドウ品種の中で、もっともボディがしっかりし、エレガントなワインになる品種の一つと言えます。ゴールドのトーンをおび、強い輝きがあり、目を引く色合いで、花、バナナやパイナップルなどのトロピカルフルーツを思い起こす香りがします。樽熟成にも向く品種です。