ブドウ品種: テンプラニーリョ40%、ボバル30%、メルロー30%
ブドウ畑: テンプラニーリョ(樹齢30年)は「ノルテ畑」、メルロー(樹齢20年)は「オルマス畑」、ボバル(樹齢90年)は「アグアスエラ畑」にて栽培。植樹密度3200株/Ha。株仕立ておよびコルドン式垣根仕立て。サステナブル農業。粘土質・石灰質土壌。土壌テクスチャは砂質。標高750m
収穫: 手摘み、10kg箱を使用。9月中旬~後半にテンプラニーリョ、メルロー、10月前半にボバル。
醸造と熟成: 収穫後、24時間室温5 ºCの冷蔵室で冷却。100%除梗後、手作業でブドウ粒の選別。軽く破砕。4日間10 ºCで醸し。品種ごとに自生酵母による発酵。発酵温度は25ºC、期間は3週間。フレンチオーク樽(225L/500L)あるいは容量2000Lのフードルでマロラクティック発酵、同樽またはフードルで約9ヶ月熟成。ボトリングの約3ヶ月前にブレンド。
ボトリング: 2022年5月
アルコール度数: 14,5 %
生産本数: 14,000本
テイスティングノート:外観・ビガロー種のサクランボ色。エッジはガーネット。
香り・熟した果実を思い起こさせる力強い香り。スパイス、ミント、バニラ、スモークのニュアンスも感じる。空気に触れさせると、カンゾウのタッチが出てくる。
味わい・酸のバランスがよく、フレッシュ。タンニンは軽いが、存在感がある。とてもクリーミー。酸味、タンニン、ボリュームなどがうまくまとまっていて、心地よいハーモニーを感じる。(実際残糖分はごくわずかだが)甘みがあるような印象を受ける長い余韻。
マリアージュ: あらゆる種類の赤肉、ジビエ、辛味のある、あるいはスパイスのきいた煮込み料理、米料理、パスタ、中~高の熟成度のハードチーズ、フォアグラ、パテ、味わいのパンチが中~強のソーセージやハムなどの冷肉。
サービス温度: 15 – 18ºC
受賞・評価 :
(2017 ビンテージ)
James Suckling 2022
Mundus Vini 2021
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