フランスの伝統的な「シャトー」を思わせる職人的なスタイルが現在に受け継がれたと言えるでしょう。「シャトー」のように、醸造所は農園の真ん中にあります。そこでは、機械的、人的介入を最小限にした、まるでブドウかそのままワインになるかのようなワイン造りが行われています。
醸造所
手摘みで収穫されたブドウはつぶれないように10kgの箱に入れられ、醸造所まで運ばれます。ブドウは選別テーブルで丹念に選別されます。醸造所はもともと傾斜している部分に建てられたので、その自然の傾斜を利用して、ブドウはタンクに流れていきます。このように醸造所は、伝統に従い、正確に、なめらかに、静かに進んでいくワイン造りのプロセスの中心となっているのです。