ブドウ品種: カベルネ・ソーヴィニヨン50% 、テンプラニーリョ50%.
ブドウ畑: カベルネ・ソーヴィニヨンは面積4ヘクタールのデゥエンデ(妖精)畑。テンプラニーリョは面積5ヘクタールの北畑。両ブドウ畑ともに1ヘクタール当たり2800株の植株。葉面積が広く、葉密度の高い垣根栽培。粘土質・石灰質土壌。標高670m。
収穫: 手摘み、10kg箱使用。テンプラニーリョは10月1~2週目、カベルネ・ソーヴィニヨンは10月10月中旬に収穫。
醸造: ステンレス製タンクで品種ごとに3週間の醸しを伴うアルコール発酵(発酵温度28℃)。カベルネ・ソーヴィニヨン、テンプラニーリョ共に2年目の225L、および500Lの仏中部産オーク樽(ライトトーストで細かい木目)でマロラクティック発酵。同樽で18か月熟成。
ボトリング: 2018年8月。ワイン本来の特性を保つために、安定化処理は行っていません。よって、お召しあがりになる前にデキャンタージュをお勧めします。
アルコール度数: 14,5%
生産本数: 2500本
テイスティングノート:
外観・深々としたレッドチェリー色。澄んでいて輝きがある。
香り・香り高く、凝縮感を感じる。クローブ、胡椒のようなスパイス香、熟した黒系果実、皮革、煙草、トースト香が際立つ。
味わい・快いアタック。うま味、ボリューム感があり、液体とうまく融合した心地よいオークのタッチを感じる。シルキーなタンニン、なめらかな酸味。長い余韻。
マリアージュ: あらゆるタイプの赤肉とジビエ料理。たとえば、スパイスで味付けした豚リブロースのオーブン焼き、鴨の燻製、ビーフシチュー。熟成チーズ、フォアグラ、パテ、イベリコハム、濃い味わいのソーセージやチョリソー。
サービス温度: 16 ~ 18ºC
保存: 長期熟成ポテンシャルが高いワインなので、冷暗所(15℃以下)で正しく保存されれば8~12年はおいしく飲めます。
受賞・評価:
(2014ビンテージ)
90 Pts